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二人目を望むこと

多分、不妊治療を知らなかったら、
「子供は二人ぐらいいると楽しいだろうな~。」
と、単純に思ったと思います。

でも、私は不妊治療をしないと子供は授かれないし、
高度治療ででしか子供を授かれません。

だから私は、
二人目を希望していいものか・・・
と、どこかで頭をかすめます。

それは、いわゆる宗教的な否定論や
精神論的な否定論とかではないんです。
正直、そういうのはくそっくらえだと思ってますから。

そういうことではないんですが、
上手く言えないんですが、
なんか調子のってない?私・・・みたいな感じというか・・・。

息子の時の不妊治療は、
子供のいる人生を強く希望していましたから、
ただただひたすら治療を受けてました。

このブログの前記事を読んで頂けると、
どんな感じだったかはわかるかと思います。

注射が痛いこととか、
手術をしないとダメだったこととか、
短期間で希望と絶望を行ったりきたりする辛さとか、
体力的にも精神的にもしんどかったですけど
何より、怒りとか理不尽な思いに苦しめられました。

「なんで私は不妊治療でしか子供を授かれないのか?。」

このどうしようもない事実を受け入れられず、
不公平だと思ったし、
どうしてもどうしても納得ができずに苦しかったのです。

でも。

息子を出産した日、
息子と出会うためのものだったと、
それは不妊治療という手段で、
その日をむかえるまでの時間やタイミングでしかありえなかったことを、
はっきりと感じたのです。

だから。

もう一人の命と出会うことを希望している今、
不妊治療を受けることは、
自分で受けいれられてるはずなのですが。

「二人目はどのくらいあける?。」
「4つくらいがいいと思うよ。」
「近くても楽だよ。」

とか、友達の無邪気な会話に、
もちろん無言になっちゃう私は、

「いいな・・・そうやって選べて。」

と、どうしても心の中で思ってしまったり、

「普通に二人目って望めていいな・・・・。」

って思ったりしてしまって、
また、少しづつ追いつまってきてます

結局、人との完全な分離・・・
つまり、普通に「人は人!。」
という考え方にならないと、きっとずっとそういう感じなんだろうなぁ・・・
と、思ったりもしますが、
全然、デキてない私はちょっと難しいので、
ここであるがまま書くことで、
自分を逃がしたいと思っています。

それちゃいましたが、
結局、私は二人子供が欲しい。

36歳。
二人目の不妊治療にはいります。

by tanyaan | 2009-02-03 23:32 | 再開  

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